遺伝性乳がん卵巣がん(Hereditary breast and ovarian cancer : HBOC)の情報

遺伝性乳がん卵巣がん症候群(Hereditary Breast and Ovarian Cancer syndrome : HBOC)

【診断】

 BRCA1/2の病的バリアントを保持している人に対しては, ご本人ががんの予防や早期発見に向けた取り組みが可能となるだけではなく, ご自身のみならず血縁者の健康管理にも繋げることができます。その確定診断のためには遺伝子を直接調べる必要があります。生まれつき持つ遺伝子の特徴を調べる検査を遺伝学的検査と呼び, 採血で行うことができます。
 当院でもBRCA1/2の遺伝学的検査や遺伝カウンセリングを実施しています。
遺伝カウンセリング外来の費用や予約方法については下記URLをご参照ください。
https://www.okayama-u.ac.jp/user/hospital/index41.html

【対策】

 一般的ながん予防における最大の目標は「がんで亡くなる人を減らす」ことです。
HBOCに関しても, がんになる前に, 遺伝学的検査を行いBRCA1/2に病的バリアントを保持していることが分かれば,関連するがんの早期発見,早期治療,リスク低減手術などを行うことができます。
HBOCと確定している、または疑う方に対して、検査時期や種類が提唱されています(図4)。
また,BRCA1/2に病的バリアントを保持している女性では,リスク低減手術によりがんの発症リスクを大幅に下げることもできます(図5)。
さらに,既にがんを発症されている方でも, 検査の結果を術式選択やサーベイランス(きちんとみていくこと)の際に用いることで二次がんのリスクを下げることができる可能性があります。


コンテンツ

ページのトップへ戻る